独学の弁理士講座BBS
判例とか青本の趣旨 - さとー
2023/06/07 (Wed) 10:47:17
先生
立て続けに質問させていただきます。
論文試験で、趣旨問題が出た時には、その判例や青本で出た単語を使った方がよろしいのでしょうか?ただ量が多すぎて覚えれません。実務もやっているので、こんがらがります。
たとえば均等論でしたら、「特段の事情とは、、」のような単語です。
となると、どこまで覚えていいのか分からず、とくに判例は短答の解説程度の単語でしか見ておらず、一言一句覚えておりません。どういった勉強をすべきでしょうか??メジャーなところと言われてもどこなのかわかりません。
Re: 判例とか青本の趣旨 - 内田浩輔
2023/06/07 (Wed) 13:06:58
判例や青本で出た単語を使った方がよいです。
具体的に、均等論でしたら五要件は覚えた方がよいです。
特段の事情については、「意識的に除外」というキーワードが大事です。
模範答案とかを読むと、どの程度の記載が必要なのかが分かるので、これを参考にしてまとめることをお勧めします。
てにをはは変わってもよいので、例えば、
「本質的部分ではない」、
「置き換えても、特許発明の目的を達することができ、同一の作用効果を奏する」、
「対象製品等の製造等の時点において、当業者が、置き換えることを容易に想到できる」、
「対象製品等が、出願時において、公知技術と同一又は公知技術から容易に推考できたものではなく」、
「対象製品等が出願手続において意識的に除外されたものに当たるなどの特段の事情もない」
という感じですね。
Re: 判例とか青本の趣旨 - さとー
2023/06/07 (Wed) 13:47:36
先生
そう仰っていただき安心しました。キーワードを掴めば、なんとか書けそうです。
答案例をみると、判例そのままのコピペで、一言一句覚えるのは、無理だと思いました。